PDD

PDD - 定義・診断基準


F84.5 アスペルガー症候群 ICD-10 ガイドライン

 疾病分類学上の妥当性がまだ不明な障害であり、関心と活動の範囲が限局的で常同的反復的であるとともに、自閉症と同様のタイプの相互的な社会的関係の質的障害によって特徴づけられる。この障害は言語あるいは認知的発達において遅延や遅滞が見られないという点で自閉症と異なる。多くのものは全体的知能は正常であるが、著しく不器用であることが普通である。;この病態は男児に多く出現する(約8:1の割合で男児に多い)。少なくとも一部の症例は自閉症の軽症例である可能性が高いと考えられるが、すべてがしうであるかは不明である。青年期から成人期へと異常が持続する傾向が強く、それは環境から大きく影響されない個人的な特性を示しているように思われる。精神病エピソードが成人期早期に時に出現することがある。

 診断は、言語あるいは認知的発達において臨床的に明らかな全般的な遅延が見られないことと、自閉症の場合と同様に相互的な社会関係の質的障害と行動、関心、活動の、限局的で反復的常同的なパターンとの組み合わせに基づいて行なわれる。自閉症の場合と類似のコミュニケーションの問題は、あることもないこともあるが、明らかな言語遅滞が存在するときにはこの診断は除外される。

(含)
自閉症精神病質
小児期の分裂病質

(除)
強迫性人格障害
小児期の愛着性障害
強迫性障害
分裂病型障害
単純型分裂病




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