ADHD

ADHD - 配慮と手立て

 「落ち着きがない」「結果を考えずに思いつくままに行動してしまう」「集中が持続しない」などといった行動上の問題はとても目に付きやすく、幼児期から深刻な問題として取り上げられます。しかし、問題行動自体をなくすことに目がむけられがちなのが現状です。これらの問題行動の背景に、発達上の問題や学習面の問題を抱えており、時にLDを合併している場合も少なくありません。また、問題行動を引き金として怒られてばかりの経験を重ねると、自信をなくしたり自尊心を低下させることにも繋がります。「問題行動」よりも「なぜその行動が起こるのか」を念頭に置きながら、子どもに対応していくことが望まれます。

「不注意」な言動がみられる子どもへの手立て

<気が散りやすい子とは…>

<背景として考えられること>

○ 情報の入力や処理に課題がある

<支援へのヒント>

○ 言葉の理解を促す

○ 視覚的にはたらきかける

他にも、

「多動」な言動がみられる子どもへの手立て

<落ち着きのない子とは…>

<背景として考えられること>

中枢神経の行動を抑制する機能がうまく働いていないと考えられています。

<支援へのヒント>

○ 言葉の理解を促す

○ 視覚的にはたらきかける

他にも、

「衝動性」のある言動がみられる子どもへの手立て

<衝動的な言動がめだつ子とは…>

<背景として考えられること>

中枢神経系の問題が基礎にあって起こっており、自分勝手やわがままだからという訳ではない。
衝動性を抑制するための学習を積み上げて行かねばならない。

<支援へのヒント>



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