ADHDとは

注意欠陥/多動性障害
(Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder:ADHD)


 注意欠陥多動性障害(略称ADHD)とは、発達レベルに不適当な不注意(注意力障害)・衝動性・多動性を示す行動障害で、不注意優勢型、多動性−衝動性優勢型と両方を併せ持つ混合型の3つのタイプが示されています。
有病率は年齢と性別により異なり、だいたい就学前後の年齢層に多くみられ、多動性−衝動性優勢型や混合型が大きな割合を占めています。ところが年齢が高くなるにつれて有病率は下がるものの、逆に不注意優勢型の割合が大きくなってきます。
 以前は小児期の疾患と考えられていましたが、成人においても障害が持続することがあり、成長してもその傾向は残存することがわかってきました。
また非行との関連も注目されており、ADHDの一部は小学校高学年において反抗挑戦性障害に、青年期で行為障害、成人後に反社会的人格障害になる可能性もあるといわれています。このような症例では児童虐待など、家庭状況が大きな影響を与えていることが知られています。


<ADHDページ 参考文献>
注意欠陥/多動性障害-AD/HD-の診断・治療ガイドライン
上林 靖子 齊藤 万比古 北 道子編集
LD(学習障害)とADHD(注意欠陥多動性障害)」        
上野 一彦著
LD・ADHDは病気なのか?」                  
金澤 治著
特別支援教育のための精神・神経医学」      
杉山 登志郎・原 仁共著
ADHD、LD、HFPDD、軽度MR児保健指導マニュアル」     
小枝 達也編著
発達障害の臨床」                      
中根 晃著
読んで学べるADHDのペアレントトレーニング
             ―むずかしい子にやさしい子育て」
シンシア・ウィッタム著
ADHD―注意欠陥/多動性障害の子への治療と介入
C.キース・コナーズ ジュリエット・L・ジェット著
LD・ADHDへのソーシャルスキルトレーニング
小貫 悟 三和 彩 名越 斉子著
ADHD(注意欠陥/多動性障害)―治療・援助法の確立を目指して
上林 靖子 齊藤 万比古 小枝 達也 井上 とも子
長尾 圭造 山田 佐登留 大隈 紘子著